#115 スポーツトレーナーとして働くために自己管理が必要な理由

LIFE WORK/ TRAVELING

以前自分の仕事について、ポットキャストで話させていただいたことがあります。

その時のツイートはこちらです。

スポーツトレーナーと言う職業は主に選手のサポートをする仕事になります。サポートといっても様々あり、選手のケアやときには雑用と呼ばれるような仕事などもこなす事はあります。そして、スポーツトレーナーは常に選手のためを考えて行動して仕事をしています。
このようなスポーツトレーナーの職業だからこそスポーツトレーナーとして働くために自分の自己管理がとても重要になってきます。

本記事では、スポーツトレーナーとして働くために自己管理が必要な理由について書いていきたいと思います。また実際に気をつけている自己管理についても少し話していけたらと思います。

目次

  

  • トレーナーとして働くのに自己管理が必要な理由
  • 実際に気をつけている自己管理とは
  • ルーティンを作るといいこと
  • まとめ

トレーナーとして働くのに自己管理が必要な理由

冒頭で、スポーツトレーナーの仕事は選手のために働くものであるとお伝えしました。そのため選手の管理をしっかりできていればいいと思いがちではありますが、選手の管理をするためにはまず自分自身の自己管理がしっかりできていることがとても大切だと個人的には考えています。その理由としては、自分の自己管理ができていないのに他の人の管理をすることができないと思うからです。

自己管理には体調管理、時間管理、モチベーション管理、感情管理、お金の管理、体型管理の6種類あるとされています。この6つの自己管理の中で、スポーツトレーナーとして働く上で、どれも大切なのですが、その中でも一番大切な体調管理
について話していきます。
もし自分の体調が優れていないとすれば、選手のケアをする時に100%自分の力を出し切ることは難しいです。というのも実際の選手のケアとしては治療やトレーニング指導などがあり、トレーナー自身の手の感覚や体の安定性などが選手ためのケアの質に影響するからです。また、体調が優れていないとスポーツトレーナー自身のモチベーションや感情にも影響してしまい、そのようなことが選手にも伝染してしまう恐れがあります。こう言ったところの配慮ができているかどうかというのも実際に選手からはみられているとは思います。

もちろんですが、自分自身の自己管理が完璧に100%できている人などほとんどいませんが、完璧に出来なくても100%に近づけるように努力していくことが大切だとは思います。僕自身も完璧にできているかといえば、もちろんそうではないですが、出来る限りの心がけるようにはしています。

実際に気をつけている自己管理とは

僕自身が実際にどのように自分の自己管理をしているのかについて参考までにお伝えしていきたいと思います。
先ほどもお話ししましたが、自己管理の中でも体調管理が1番大切であるとは思っています。体調管理がしっかりできていることで、自分のモチベーションのキープや感情を安定的にすることができるからです。
実際に体調管理をどのようにしているかと言うと、主に食事、運動、睡眠に気をつけています。

食事に関しては、出来る限り白砂糖や添加物などが含まれているものを取らないようにしたりしています。そのためにもファーストフードや冷凍食品などを食べるのではなくできる限り、自然に近いものを取るように心がけ、できれば自分の手で料理しています。また食べ過ぎてしまったり飲み過ぎてしまったりした場合には、バランスをどう取るためにファスティングをしたり必要な栄養素を質の良いサプリメントで補ったりすることもたまにはあります。

運動に関しては、なるべく毎日運動するための時間を確保し主に筋トレをしています。この筋トレでは単純に自分の体を動かすためにしているわけではなく、自分自身の体の使い方を良くするためでもあり、自分自身の体の軸を整えるためでもあります。例えば選手の治療をする前に筋トレをして自分自身の体の軸を整えていれば、治療効果もその分あがることがあります。また体の使い方を自分自身でよくする事は、選手を指導するときにとても大切になります。と言うのも自分自身の体の使い方がよくなければ、選手の体の使い方をよくするためのトレーニング指導ができないからです。

睡眠に関しては、できれば7時間以上の睡眠を取るようには心がけています。仕事の内容によっては7時間以上寝れない時があるとは思いますが、そのような時は昼の時間に仮眠を取るなどして睡眠を補うこともあります。

ルーティンを作るといいこと

体調管理について心がけている事は食事、運動、睡眠ですがこれらを日常生活で安定的に実行していくためには自分のルーティンを作っています。

ここではその細かいルーティンの内容についてはお話ししませんが、例えば、朝起きたら決まったことをして仕事までに自分の体調を整えたりすることをします。このルーティンを作ることで、朝起きて体調が悪い時でもある程度のところまで自分の体調を良くすることができます。また毎朝同じことをすることで、自分が気づかない体調の変化についても気づくことができ、それを改善していくことにもつなげることができます。

このルーティンは自分の状態を良くするために仕事前に何をすればいいのかを試行錯誤して決めたものでもあるので、今後もそのルーティンを進化さして自分に合ったものをさらに見つけ出していこうとは思っています。

まとめ

今回はスポーツトレーナーとして働くためになぜ自己管理が必要になってくるのかについてお話をさせていただきました。

トップアスリートになればなるほど、高いプレッシャーの中で生活を強いられていることにはなります。そのようなアスリートをサポートしていく場合には、そのアスリート以上に安定した人間であることがスポーツトレーナーにとって求められてくることだとは思います。そういったところでは自分もまだまだ改善点がたくさんあるので、今後もそのようなアスリートをサポートできる人間として成長できるように精進していきたいと思っています。

スポーツトレーナーとしての視点で今回は書かせていただきましたが、もしかしたらスポーツ選手や他の職種の人から見た場合にはまた違った視点でこのような物事の捉え方があるのかもしれません。もしそのようなことがあればいろいろな視点を持った人とお話をして勉強できる機会があれば嬉しいなと思います。