#109 内臓の不調や体調の変化がわかる12通りの “目の症状”

ALL CARE CONDITIONING

東洋医学では視診として顔の表情や症状の好発部位を診て体の健康チェックする方法があります。

その東洋医学の視診の中でも目は血液と精神の状態を表していると言われています。人は様々な情報を外から受けていますが、実は目からの情報が全体の8割の情報を占めていると言われています。

また、東洋医学では目は肝臓と関連があると言われています。これはどうしてかと言うと肝臓は血液の貯蔵庫と言われるように体の中にある血液の老廃物を分解してデトックスし、きれいになった血液を貯蔵すると言われています。そして、目にはたくさんの毛細血管があるため、血液の状態によって影響を受けやすい場所となります。そのため、この肝臓の働きの機能の低下によって目の症状として敏感に現れやすくなるということです。

他にも血液の状態に影響を与える臓器として、胃や腸、そして心臓なども関わっているため、これらの臓器の不調により目に症状が出てくることもあります。

本記事ではこの目の周りのトラブルに関してどういった症状が出た時にどういった体の健康の不調があるのかについてまとめましたので、読んでみてください。

先日、目の疲れを取るための方法についてツイートしています。

目次

  • 12通りの目の症状
    1.瞼がむくむ
    2.目の下のクマ
    3.瞼の裏側が白い
    4.瞼上の黄色い小さな盛り上がり
    5.白目が黄色い
    6.白目が赤い
    7.ものもらい
    8.目が疲れやすい
    9.薄目で寝ている人
    10.目ヤニがよく出る
    11.目が乾く
    12.涙がよく出る
  • まとめ

12通りの目の症状

12通りの目の症状

1.瞼が浮腫む

瞼が浮腫む場合には水分の循環が悪いことが考えられます。水分の循環が悪いことの原因としては主に腎臓の働き、胃腸の働き、心臓の働きが悪いことなどが考えられます。

瞼の浮腫みとともに、疲れやすかったり足腰がだるい、口が渇いたりなどの場合には腎臓の機能が低下していることが考えられます。腎臓は体の水分を内から体外へ出す機能があるため、腎機能の低下によりむくみが生じてしまいます。その結果として、体に溜まった水分が顔の浮腫みや瞼の浮腫みの症状として出ることもあります。

胃と腸が原因でも体が浮腫むことがあり、これは胃腸の機能が低下するのことにより食べた物の水分をうまく吸収できないことがあるからです。これにより吸収できない水分が体にたまり他の部位に移動して浮腫みが発生します。便が柔らかかったり下痢をしやすい食欲不振、吐き気などがある人は胃腸の不調から来ることも考えられます。

心機能が低下することでむくみが生じることもあります。心臓は循環を促す臓器でもあるので、この心臓の血液を送り出す力が弱まることで心臓から遠い血管の血液が停滞して循環不全を起こすこともあります。浮腫みとともに胸の痛み、左肩の強いコリがあれば心臓の不調の疑いにもなります。

2.目の下のクマ

クマができる目の下の皮膚はとても若く血液の色の状態を反映します。そのため、添加物の取りすぎや喫煙、夜更かしなど食生活の乱れ、精神的なストレス、貧血、寒気などが原因で起こることもあります。また腎の機能が低下することでホルモン分泌が悪くなり、クマだけでなく皮膚全体が黒ずむような傾向もあります。

3.瞼の裏側が白い

鏡を見て下瞼をめくってみると人によっては白いことがあります。下瞼の裏には無数の毛細血管がありますが貧血を起こしている人は赤い血管を見ることができません。これは貧血により血液量が不足しているため、この毛細血管を通る血液が少ないからです。貧血症状が自覚症状としてある場合は既に症状として重くなってることが多いため自覚症状が出る前に下瞼の裏を見て貧血傾向があるかどうかをチェックすることがとても大切です。

4.瞼上の黄色い小さな盛り上がり

瞼の上に黄色の小さな盛り上がりができることがあります。これは脂肪の塊でコレステロールが血管に多くある兆候として考えられるため食生活を見直す必要があります。主にコレステロールは血管がもろくなっているときに血管を修復する働きをするために血中に多く現れます。砂糖の摂りすぎや添加物等の取りすぎによって血管がもろくなり、血中コレステロールが高くなるので、そのような食習慣を改善する必要があります。

5.白目が黄色い

白目が黄色くなることがあります。これは黄疸という症状で胆嚢や肝臓の働きがうまくいかないときに胆汁が血液に流れ込み体の部位が黄色くなるような症状のことをいいます。

6.白目が赤い

白目が充血のように赤くなっているのは目の疲労や精神的なストレスが高い時になる症状です。これは、精神的なストレスにより肝臓が緊張して毛細血管を拡張させます。そのため、白目が赤い人は精神的なストレスが高い状態で、不安定になったりイライラや怒りっぽい症状が他にも出たりすることもあります。

7.ものもらい

ものもらいは目の炎症症状の1つで免疫力が下がっていることの表れです。そのため食生活やストレス過多の生活の改善により免疫力を上げる必要があります。特に炎症症状が起こる場合は砂糖の摂りすぎも考えられるので.砂糖を控える必要もあります。また瞼は胃腸の働きと関連が深いところであることからも咀嚼不足や食べすぎ、アルコールの飲み過ぎなどの食生活が影響して、ものもらいになることもあります。

8.目が疲れやすい

目が疲れやすい原因として、目の部分にしっかりと血液が流れ込んでおらず、栄養が送られてない状態が考えられます。これは肝臓の機能が低下して血液を浄化できず、全身にしっかりと栄養を送ることができていないことが考えられます。目の疲れとともに視力の低下などの症状もおこることもある可能性があります。

9.薄目で寝ている人

薄めで寝ている人をたまに見かけることがあります。これは目の眼輪筋という筋肉がうまく機能していないことで起こり、寝ているときにしっかりと目をつぶることができません。東洋医学的に筋肉は胃腸の虚弱の傾向があるときに機能が低下すると言われています。

10.目ヤニがよく出る

目ヤニは汚れ等が目に入ったときに涙が出てるのですが、その涙が乾燥して固まったものになります。目が開かない位の目ヤニが溜まる場合は、何らかのウィルスや細菌が目に入った可能性あります。黄色っぽい目ヤニはウィルスや細菌と戦ったときの白血球の死骸です。

11.目が乾く

目が乾燥する事はよく高齢者に見られる事ですが最近では若者にも見られる症状であります。直接の原因としてはテレビやパソコンの使いすぎ長時間にわたる車の運転なのでまばたきの回数が減っていることです。また食生活の乱れや睡眠不足.ストレス過多や疲労なども影響しているといえます。目が乾燥してドライアイになることで、外部からの刺激に対して目が弱くなり、目の別の症状が現れる恐れもあります。東洋医学では基本的に腎を強くして肝を補う治療をしていきます。

12.涙がよく出る

涙がよく出てしまう場合は肝臓の機能が弱まっていることが考えられます。まばたきをすると通常ではごく微量の涙の成分が分泌されますが、この分泌するための涙の調整が肝臓の機能低下によりうまくできなくなっている状態です。

2.まとめ

目の症状まとめ
目の様々な症状によりどのような健康状態が影響しているかが理解できたでしょうか。目の不調と言うのは意外と多くの人が抱えていることだと思います。

現代社会では目を使いすぎてしまう生活習慣もあるため血流障害を起こることも多いかと思います。また、本記事で紹介した通り内臓の不調が目の症状として出ることもあります。

さらに目は口ほどにものを言うと言うように、昔から目を見れば相手が何を考えているのか、何を思っているのかという精神状態がわかるとも言われています。これは人間の発達を見てみると目が脳と密接な関係にあることから人間の感情が目によく反映すると言う事が言われています。

そのため、ストレスが多かったり疲労をしてたりすると瞼が重く感じ、パッチリと目が開かないことも起こります。逆に元気であれば目がパッチリと開き力があるような力強い目になります。そのような目を見れば心身ともに元気であることもわかります。

普段から目の状態を少し気をつけてみて、自分の体調の変化について観察してみて下さい。

目の疲れを取る方法についてはこちら↓