#108 目の疲れを取る10通りの方法
携帯やパソコンを使うことが増えたりなどで、目に疲れを感じてる人が多いのではないでしょうか。最近の生活では遠くを見ることがほとんどなく近くを見て生活することが増えてきています。このような生活様式が人間の体に退化としての変化をもたらしているのは言うまでもありません。
現代の生活で目を多く使うようになって目が疲れるだけでなく頭の筋肉が緊張して最終的に首肩の筋肉まで緊張をしていきます。
その結果として、肩こりがある人や頭痛を持っている人、もっと悪い人では肩が上がらない人や腰が痛い人など様々な体の不調を抱えている人がいるのが現状です。これらもこの最近の生活様式によって起きた副作用でもあります。
このようなに頭、首、肩などに不調抱えている人が、目の疲れを取ることによってその症状を改善できる可能性があります。
また、以前にズームセッションで目の動きが体の可動域の変化にもつながることを経験しました。
目の動きや頭の位置で、首より下の体の部位が動きやすくなりもすれば、動きにくくなることある。
この前ズームでのセッションの時にこの目の動きと頭の位置を注意していくと、動きに制限のあった肩甲骨の可動域や股関節の可動域に変化があることが確認できました。
体のつながりはほんとうに面白い。
— 桑原秀和(Hide. Kuwabara)🇳🇱🇧🇪 (@HiddeKuwabara) January 13, 2021
目の状態が体の他の部分に影響することは、体の構造上ありえることでもあります。
本記事では、目の疲れによって起こる様々な症状を改善するための方法を紹介していきます。
目次
- 目の疲れを取る10通りの方法
1.眼球の運動法
2.眼球と体の運動法
3.まばたき法
4.遠近法
5.手当て法
6.ツボの6点刺激法
7.太陽凝視法
8温冷法
9.中国式眼の体操法
10.トラターク法 - まとめ
目の疲れを取る10通りの方法

1.眼球の運動法
近いものを見て、1つのものを凝視している生活を続けていると眼球にある筋肉を全く使わずに目が凝り固まってしまうことがあります。そのことにより血流や筋肉の状態がよくなくなり、目が疲れやすくなったりします。
そのために眼球をしっかりといろいろな方向に動かすことで筋肉にしっかり刺激が入り血流を上げることができます。
方法
この2つの運動を繰り返すことで目の全体の筋肉に刺激が入り筋肉が活性化され血流が上がってきます。やってみるとわかりますが普段使っていない目の筋肉が感じることができると思います。
2.眼球と体の運動法
眼球と体の動きを合わせながら行う運動法です。眼球の動きは首の筋肉の緊張とも関わっており眼球を動かしながら頭を動かすことで首の筋肉の緊張緩めやすくします。
方法
この体操により目がほぐれると同時に首と肩の筋肉もほぐれてきます。
3.まばたき法
まばたき法とは、文字通りまばたきをして目の筋肉の緊張をとっていく方法です。座ってどこでもしやすく、より効果的に行えるように胸郭の動きを出しながらまばたきを同時に行っていきます。
方法
このまばたき法により胸郭の動きと目の緊張が同時に改善されるため自律神経を調整する働きも出てきます。
4.遠近法
遠近法とは目で近くのものを見たり遠くの見たりすることを切り返して行っていく方法です。最近では近くのものを見ることばっかりしてしまうためこの近くを見る事と遠くを見ることの切り替えがうまくできない人が多くなっています。このピントを調節するためには、目の筋肉の機能が必要であるため、この筋肉に対して刺激を入れていきます。
方法
近視、遠視に悩んでる人にも効果的な体操法で眼球や瞳孔を支える筋肉の弾力性を改善し、近いところと遠いところを見るための反応を良くすることができます。
5.手当て法
手当て法とは、手のひらを上に覆いかぶせて当てる方法ですが、これは生体電流を利用して行う方法になります。
方法
手のひらを合わせてこ擦りあっていきます。その後手が温かくなるまで擦ったらすぐに目の上に手を当てて手の温かみを感じながらしばらく手を目の上に置いておきます。そして目から手を離し再度、手を擦り合わせて目の上に置いていきます。この動作を数回繰り返します。
手を擦ることで電流が生まれて、体の中の電位を利用して目に刺激を入れていきます。また暖かさを手から感じることができ精神的にもリラックスすることができます。
6.ツボの6点刺激法
顔や首周りにある目の疲れを取るツボに刺激を入れる方法です。
方法
一つ目
耳タブのすぐ下のところで顎の骨の付け根のすぐ後ろの場所を指で触りコリがあるところを見つけたらマッサージしていきます。
二つ目
耳の下から喉にかけて斜めに走っている筋肉の真ん中あたりを指で押し込むようにして刺激していきます。
三つ目
喉仏から斜め少し斜め上にあるところで、この場所を目の方向へ突き上げるように顎を引きながら指で押していきます。
四つ目
小鼻の横にある凹みの部分を目の方向へ釣り上げるように揉んでいきます。
五つ目
こめかみの辺りから目の方向へ向かって揉むようにしてそこをマッサージしていきます。
六つ目
耳たぶの上の高さと同じ高さにある後頭部のあたりに凹んだ場所があります。そこは目の神経に近いところで目の方向に向かって押したり強く揉んだりしていきます。
このツボの6点刺激法ではマッサージをして目の神経に刺激を入れていき緊張をとっていく方法になります。
7.太陽凝視法
太陽凝視法とは、朝焼けと夕焼けを見つめて目に刺激を入れる方法です。
方法
決して昼間の太陽を凝視してはいけません。昼間の太陽は光が強く目にとって害になるので注意してください。
これは太陽の光の刺激によって血液の循環を促進し殺菌作用の効果があるとされています。
8.温冷法
目を冷やしたり温めたりと交互に行う温冷法です。
方法
冷たい水をつけることで血管が収縮し暖かい水をつけることで血管が拡張していきます。この血管の作用により血流の流れを改善し、目の疲労を改善していきます。
9.中国式眼の体操法
中国式の目の体操は疲労回復に優れた効果があります。
方法
一 天応穴
両手の親指の腹で、左右の目頭の端から2から3ミリの上の部分を抑えます。他の4本の指は眉毛の上の額に起き、おや指と指でその場所を64回揉んでいきます。
ニ 晴明穴
人差し指と親指で目頭の凹みの間の部分を押します。押し方としては上と下に交互に指圧を加えていきますがこれも64回繰り返します。
三 四白穴
瞳の下約2センチのくぼみにある場所を人差し指でおさえて64回揉んでいきます。
四 太陽穴
こめかみに両方の親指の腹を置き、握った他の4本の指の背中側で目の上下の縁を8回ずつ擦っていきます。

10.トラターク法
トラターク法とは、目を強化していく方法です。
方法
まとめ
本記事では目の疲れを取る方法として10通りの方法を紹介してきました。これらの方法は目にしっかりと刺激を入れて血流を良くし目の疲れをとっていくものになります。
毎日全てを行う必要はなく自分に適した方法を試してみることが大切です。携帯を見る事は毎日している行為で常に目を使っていることになるのでこのような目をケアする事は最近ではとても重要なことになります。
目の緊張から首や肩のコリ、そして頭痛が起こる可能性もあり、これらが精神的にもストレスを与えることにもつながります。そのような自覚症状やストレスがある人は是非この目の体操を試してみてください。
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