#135 エナジー・スポーツドリンクをお勧めできない理由

ALL CONDITIONING DIET/ NUTRITION

エナジードリンクやスポーツドリンクの一般的に考えられている飲む理由として、エネルギーチャージであったり、疲労回復効果が期待されています。

しかし、僕が調べていく中で感じていることや実際の成分を見て思うことは、エナジードリンクやスポーツドリンクが健康にとって良くなく、疲れやすい体を作ってしまう恐れがあるということです。

エナジードリンクやスポーツドリンクは、特に子供にとって飲むべきものでな無いとも考えています。その一番の理由として、人工甘味料や添加物がたくさん入っており、エナジードリンクではカフェインが多く含まれているからです。

本記事では、エナジードリンクやスポーツドリンクがどのように一般に広まってきたのか、そして疲れやすい体を作ってしまう理由について解説していきます。

目次

  • コマーシャルによって広まったスポーツドリンク
  • エナジー・スポーツドリンクによって不健康になる理由
  • まとめ

コマーシャルによって広まったスポーツドリンク

今日は試合の日です。一般の子供たちはどんなドリンクを手にもち試合会場に向かっているでしょうか。

僕が子供の頃サッカーをやっていた時に、よく買っていたドリンクはアクエリアスやポカリスエットなどです。さらに当時を思い返してみると、水分補給のために水を買って飲むことはほとんどなく、スポーツドリンクを買って飲んでいる方が多かったように思います。そして、疲れている時などは元気を出すためにエナジードリンクを飲むようなこともありました。

このような習慣は、昔からあったわけではく大規模なテレビや雑誌などのコマーシャルによって知らず知らずと影響を受けていたことになります。

大規模なスポーツドリンクやエナジードリンクのコマーシャルのキャンペーンは、若い人から大人まで、そしてアスリートを対象としており、年間売上は250億ドル以上とも言われていて、飲料市場で最も急成長していると言われています。

どのスポーツにおいても、このようなスポーツドリンクやエナジードリンクの会社がスポンサーになっており、プロのチームではドリンクを無料で提供したりとさまざまな戦略で、スポーツをしている人に飲んでもらえるように取り組まれています。そのため、喉が渇いた子供たちはエネルギーや水分補給として。エナジードリンクやスポーツドリンクを一番に手に取っているのは不思議なことではありません。

しかし、ある調査によると、これらの広告主のほとんどのドリンクや食べ物は、カロリー、砂糖、脂肪、カフェインが多い不健康な食べ物や飲み物を宣伝しています。

実際にサッカーのプロやアマチームの現場で働いたことがあるのですが、必ずスポーツドリンクやエナジーバーなどの食べ物が置いてあり、日常的に選手たちが飲んだり食べたりしているのをよく見かけていました。人によってはスポーツには砂糖が必要だとか、ミネラルが必要だという人もいますが、それには正直反対の意見を持っています。

その理由としてもこれらの商品には、必要以上の砂糖や質の悪い人工甘味料が含まれていたり、ミネラルが含まれているように見せかけてほとんど入っていなかったりするようなこともよくあるからです。

エナジー・スポーツドリンクによって不健康になる理由

エナジーとスポーツドリンクの用語は頻繁に同じ意味で使用され、一般的に製品はスーパーやコンビニなどでソフトドリンクと一緒に販売されることがよくあります。

しかし、エナジーとスポーツドリンクの成分には重要な違いがあります。

スポーツドリンク

アクエリアスやポカリスエットなどの市販のスポーツドリンクには、砂糖と電解質(カリウムやナトリウムなど)が含まれています。これらの製品はもともと体を最大限に活かすためのアスリートを対象としていました。

スポーツドリンクは、パフォーマンスを維持し、より迅速に回復するために、電解質、カロリー、および炭水化物を含むように設計されています。

そのため、コマーシャルによって多くの選手がスポーツドリンクを手に取ることは当然のことではあります。

そして、一般的にはこれらのコマーシャルにより、スポーツドリンクに対する良いイメージを抱えることが多く、健康であるに違いないと思う人も少なく無いのが現状ではあります。

しかし、スポーツドリンクには大量の砂糖が含まれています。ポカリスエットやアクエリアスなどの飲料水には、500ml のペットボトルに対して約30g ほどの砂糖が含まれています。角砂糖一つが約4g であるため、角砂糖7.5個分となります。

ある研究からは、過剰な量の砂糖は、多動性、体重増加、肥満、虫歯の原因となることがわかっています。ある日本のドクターの発言では、砂糖の取りすぎがADHDの症状を引き起こすということも言われています。

つまり、砂糖の大量の摂取は身体的な病気以外にも精神的な異常をきたす恐れもあるということです。

エナジードリンク

エナジードリンクの代表例としては、レッドブルやモンスターがあります。

エネルギー、持久力、精神的パフォーマンスの向上をうたったコマーシャルは、主に10代と大学生アスリートを対象にしています。また、プロの選手とも個人でスポンサー契約をしたりということがよく見られます。

世界で最も売れているエナジードリンクであるレッドブルは、1997年にアメリカで生まれました。現在、レッドブル以外にも世界には500種類のエナジードリンクが存在します。

これらの飲み物には、かなりの量のカフェイン、ガラナ、タウリン、高麗人参、そしてBビタミンが含まれています。

710ml のエナジードリンクは、5杯のコーヒーに相当する500mgのカフェインを詰めることができます。そしてコーヒーと同様に、エナジードリンクは非常に中毒性があります。 10代の学生や大学生の人たちは、1日に1本以上消費することが多く、勉強やスポーツなどのためによく飲まれています。

しかし、エナジードリンクは大量の砂糖とカフェインが含まれているため、一時的に元気になっても、その後すぐに急落し、疲労を感じることになります。そして、またエナジードリンクを手に取り、砂糖やカフェイン中毒のサイクルにハマってしまいます。

カフェインの摂取量が多すぎると、高血圧、動悸、吐き気、インスリン感受性の低下、嘔吐、けいれん、そして極端な場合には死に至る可能性がるとされています。

世界保健機関(WHO)は、エナジードリンクが「公衆衛生に危険を及ぼす可能性がある」と警告し、米国小児科学会(AAP)は子供がそれらを消費しないようにアドバイスしています。

アメリカの軍隊でさえ、カフェインの過剰摂取の危険性を認識しており、カフェインを4時間ごとに200ミリグラム以下、1日を通して800ミリグラム以下に制限するようにアドバイスされています。

まとめ

スポーツドリンク
スポーツドリンクやエナジードリンクは多くの人にとって健康によくない水分補給の一つです。

ある専門家も『エナジードリンクやスポーツドリンクは、睡眠を妨げたり、血圧を急上昇させたり、薬物乱用や不安の増大などのメンタルヘルスの問題を引き起こしたりする可能性がある』と述べています。

そのため、水分補給にはなるべく水を飲むことをアドバイスします。また、真夏などで汗をたくさんかくときなどは、水に質の良い塩を入れたり、レモンを絞って入れるなどをすることがおすすめです。また、砂糖などが無添加のココナッツウォーターもオススメの水分補給の飲料水でもあります。

コマーシャルによって、本当は体に良く無いものが良いものだと信じ込ませるようにされていることもあり、特に子供にとっては体が成長する大事な時期でもあるので、親などがしっかりと子供に栄養指導をしていかなければいけない状況であるかもしれません。

参考ウェブサイト

1)https://www.prnewswire.com/news-releases/energy-drink--sports-drink-market-reaches-25-billion-300458400.html

2)https://pediatrics.aappublications.org/content/141/4/e20172822

3)file:///Users/hide/Downloads/HER-Sports-Drinks-Research-Review-6-2012.pdf

4)https://www.nccih.nih.gov/health/energy-drinks

5)https://www.nccih.nih.gov/health/asian-ginseng

69https://www.nccih.nih.gov/taxonomy/term/174

7)https://www.euro.who.int/en/health-topics/disease-prevention/nutrition/news/news/2014/10/energy-drinks-cause-concern-for-health-of-young-people

8)https://www.euro.who.int/en/health-topics/disease-prevention/nutrition/news/news/2014/10/energy-drinks-cause-concern-for-health-of-young-people

9)https://www.military.com/daily-news/2016/12/29/dod-health-experts-want-troops-to-cut-back-on-energy-drinks.html