#102 オランダに移住してオランダ語学ぶべきかどうかを考える

LANGUAGE LIFE

僕自身オランダに約6年前ほどに移住してきました。当時は右も左もわからないまま、オランダに来たので、言葉も喋れずコミュニケーションがうまくとれませんでした。

ほとんどのオランダ人はオランダ語以外にも英語を話せます。日本人がオランダへ移住してきた時によくある悩みとしてオランダ語を学ぶべきかそれともとりあえず英語だけを学んで生活できるようにするかということがあります。オランダでは英語が話せれば正直ある程度の生活は普通にできます。そういったこともあり英語が話せるだけで良いじゃないかと僕自身も最初は思っていました。

ですが、オランダでの生活を経験していく中で、オランダの文化をもっと理解したい、そして、オランダ人とちゃんとコミュニケーションを取りたいという思いからその現地の言葉を習得した方がいいのではないかと途中で思うようになりました。

本記事ではオランダにおいてその現地の言葉であるオランダ語を学んで実際に話せるようになることがどういった生活の変化をもたらすのかについて個人の意見を交えて話していきたいと思います。

これは、おそらく英語が第二言語としてよく話せる他の国にも当てはまることではないのかなとも思っています。

フリーランスのトレーナーとして海外で働くときに感じた ”語学・友達・お金” の大切さについての記事はこちら↓

目次

  • オランダ人は英語が話せるから英語だけ覚えればいいという考えについて
  • オランダの社会に参加するためにはオランダ語が必要な理由
  • 英語からオランダ語に切り替えた時に感じたこと
  • まとめ

オランダ人は英語が話せるから英語だけ覚えればいいという考えについて

オランダ人は英語が話せるから英語だけ覚えればいいという考えについて
オランダ人は英語がとても上手に話せるのでオランダに住んで仕事する場合にも英語だけ話せれば、最低限の生活を送ることができます。そのため英語だけ覚えていれば大丈夫と言う考えは間違っているわけではありません。そして、日本人の多くの人たちがオランダに移住してきた際にオランダ語を学ぶべきか英語を学ぶべきかを考えます。そして、まずは英語を話さなきゃいけないと思う人が多く結局英語だけ話せるようになる人が多いと言うのが現状です。

僕自身もオランダに来てから最初の約1年間はほとんど英語を使っていました。英語を使えていれば買い物をすることも問題ないし他の人とコミュニケーションをとることも特に問題はありません。

しかし、うすうす感じてた事ですがオランダ人と話すときにオランダ人はオランダ語をしゃべっている時よりも英語で喋ってるときの方がなんとなく感じが違うのです。なんというか心が開いてないような感じを受けていました。そのため英語でオランダ人にしゃべっていると距離感があるように感じなかなか相手の深いところまで届くようなコミニケーションを取れていないなと感じることが多かったです。

これは自分の国語ではない言葉を使うことによってどっかしらで心のブロックが生まれることもあるのではないかと個人的には思っています。僕自身も現在オランダ語と英語も話すことができますが、日本語を話すときと他の国の言葉を話す時では自分のキャラクターが変わるように感じます。また、外国にいるときに日本語で話せる環境があるとリラックスできていて安心する気持ちがあることも感じます。

オランダでは英語を話しても問題は無いのですが、オランダ人ともっと深くコミュニケーション取りたい場合にはどうしてもオランダ語を話すのが必要になると経験上として思うことがあります。

オランダの社会に参加するためにはオランダ語が必要な理由

オランダの社会に参加するためにはオランダ語が必要な理由
オランダ人との深いコミュニケーション以外の問題としてオランダの社会への参加ができるかどうかです。オランダ語を話せない場合はもちろん英語でのコミュニケーションになりますが、オランダ人がいる会社ではオランダ人同士はオランダ語で話すことになります。

僕自身もサッカーチームで働いてたことがありますが、みんなオランダ人でのオランダ語でのコミニケーションを取るのが当然です。自分は英語が話せてもオランダ人同士での会話にはついていくことができずどうしても会話に乗り遅れてしまいます。そのため、オランダ人同士のグループにはどうしても溶け込みづらいことが起きてしまいます。

こういったこともあり、自分がどのコミュニティーに参加したいのか、そしてどういった人たちと会話して仕事がしたいのかによってその国の言葉の母国語であるものを学ぶ必要がある事は強く感じています。

オランダのような国では英語がしゃべれるので英語で良いかと思うかもしれませんが、他のヨーロッパの国では違う場合もあります。

例えば、イタリアやスペインに行った場合には英語が話せない人も多く、その現地の言葉で会話することしかできません。ですので、イタリア、スペインのような国は母国語を学ぶことが必須になります。

そういったことを考えた場合にオランダはある意味、英語が話せる人には住みやすい国ではあるのですが、もっと親しみやすく住みやすい環境を作るためにはオランダ語の習得が必要だと思っています。

また、請求書や家の手続きとかそういう契約内容に関しては全てほとんどの場合オランダ語でレターが来ます。そういった時にもオランダ語が理解できてないと一苦労することになります。レターが来るたびにオランダ語が理解できる人に聞くのも結構ストレスになることもあるので、こういったストレスを減らすためにもオランダ語が話せるのが一番です。

英語からオランダ語に切り替えた時に感じたこと

英語からオランダ語に切り替えた時に感じたこと
僕自身の話ですが最初の1年間は英語を喋り2年目からなるべくオランダ語話すように心がけていました。そして、少しずつオランダは話せるようになってくると今まで見えてきたオランダの文化や社会に対して見る目が少しずつ変わってきました。今までは英語で物事を見ていたのがオランダ語で見ることでオランダ人の性格であったりその生活習慣そしてより深いところでの文化、どういった社会構造になっているかなどそういったところが明確に見えるようになってきました。

また先ほどもお伝えしましたが、オランダ人とオランダ語でコミュニケーションをとることで初めて心が通じ合えているような感じもすることができました。

このようなことを考えた場合、僕自身が海外で生活している中では常に自分は第二言語で外国人と接していることになります。そのためどこかで自分が心のブロックをしてコミュニケーションが円滑にとれてない場合もあるのかなと思うこともあります。

こういったことを自分自身で認識することで相手との距離を自然とおいて心のブロックを無意識でかけてないかと注意してコミュニケーションをとることができます。これにより、あまり相手にブロックを感じられないように気をつけてコミュニーケーションをとれてくるのではないかなと思っています。

ヨーロッパに住んで7年目ですが、どうしても言葉に関してはネイティブのように話す事はなかなか難しいです。そのため、ネイティブになろうとするのではなく自分はネイティブじゃないことを認識してその中でどう相手にわかりやすく伝えるかという事にフォーカスした方がいいと最近では思っています。

まとめ

日本に住んでた頃は当然のようにオランダに住んだら英語を習得すべきかオランダ語を習得して話せばいいのかと考えることも当然ながらありませんでした。こういった事は海外に出ることで初めて考えられることで、日本だけに住んでいる人には全く必要のない考えでもあるのかもしれません。

しかし個人的にはいろいろな文化やいろいろな国を知ることがとても好きなので、母国語を学んでその国で様々なことを経験していくことがとても楽しいと思っています。

今回の記事での結論にはなりますが、第二第三言語が英語である外国人の方が英語をネイティブに近いような形で話したとしても、その人の第一言語であるその現地の言葉で話す方がよりコミュニケーションを円滑にできるということです。住んでいる国の言葉を覚える事は長い目を見たときにはとても重要なことであるのは間違いありません。

個人的な話ですが、今後は他の国に移住することもあるかもしれないのですが、そうなったときにはその国の言葉をしっかりと覚えて、文化や社会を理解してさらなる経験を積んでいきたいと思っています。

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