#69 ダイエットを失敗させる3つの要因
ALL CONDITIONING DIET/ NUTRITION
コロナの影響で、家にいることが多くなって少し脂肪が増えてしまったりというあなたに朗報です。
本記事では、ダイエットを失敗させる3つの要因をお伝えしていきます。
その3つの要因を知ることで、ダイエットを失敗させないために知らず知らずと痩せにく生活習慣をしていることに気づき、それをやめ新たな習慣を作ることができるようになります。
因みに今住んでいるベルギーでは、レストランがテイクアウトでしか食べ物を注文できず面倒なため、自炊の生活を運良く強いられています。
以前、内臓をキレイにするダイエット法も紹介しているので、読んでみてください。
内臓をきれいにして痩せる7つのダイエット方法
ダイエットして痩せられない方へ『自分がやってるダイエットは間違っているんじゃないか、どうしても痩せられない…。運動が嫌いだけど痩せたい…。甘いものがやめられない…。』
このような疑問を解決していきます。
目次
- ダイエットを失敗させる間違った食事
- ダイエットを失敗させる間違った運動
- ダイエットを失敗させる間違った思考法
- まとめ
ダイエットを失敗させる間違った食事
ダイエットをしたい時にまず見直すところは食事だと思います。人が痩せるためには、摂取したものを体に蓄える量よりも体に蓄えているものをエネルギーとして消費する量を増やすことが大切になります。
つまり、いくら運動しても食べる量や食べ物の質が悪いと一向に痩せることができないということです。
この食べる量や食べ物の質が悪いことはお互いに密接に関係しています。食べる量が増えているという人に特徴的として、食べ物の質が非常に悪いと言えるケースが多々あります。
想像してもらうとわかりやすいのですが、甘いチョコレートやお菓子を食べた後すぐにもっと食べたいと騒動に襲われることを関係したことがあるのではないでしょうか。これは甘いものに限らず、ポテトチップスなどのお菓子にも言えることです。
それでは何故このような衝動が現れるのかというと、砂糖と添加物の大量摂取によるものだと考えられます。砂糖や添加物を食べるとそれを消化するために体内にあるビタミンやミネラルを大量に使うことになります。そして、その結果として体内が栄養不足になり脳の信号として『もっと栄養をとれ!』と発信します。これが甘いものやポテトチップスなどを食べた後に現れるもっと食べたい衝動の正体です。
このようなことを考えればすぐわかると思いますが、砂糖や添加物が多い代表的なものとしてコンビニで売られている飲み物や弁当、菓子パン、冷凍食品などもダイエットを失敗させる大きな要因になります。また、カロリーゼロ商品や脂肪ゼロ商品などの実際にはカロリーがないけど血糖値を上昇させて太りやすいと言われる人工甘味料なども使われてることが多く騙されてはいけません。
以上、食事に関しては最低限、白砂糖の多い食べ物や添加物の多い食べ物をできる限り取らないように心がけるだけでもダイエットの失敗リスクを下げてくれます。
ダイエットを失敗させる間違った運動
食事だけではなく、運動ももちろん大事です。しかし、運動の中でもダイエットを逆に失敗に導いてしまうものがあるので紹介していきます。
運動によってダイエットを失敗させない鍵として、新陳代謝を上げることです。闇雲に体を動かせば新陳代謝が上がると思って、ジムに行ってバーベルを担いで筋トレをガンガンやればいいのかなと思われるかもしれないですが、それでは効率が悪いだけでなく無駄なところに筋肉がついてしまい脚が太くなったり、体が硬くなり逆に新陳代謝が落ちてしまうリスクもあります。
この新陳代謝を上げるために重要なことというのが、筋トレをする前にまず体の柔軟性を向上させることです。特に胸郭や股関節周りの柔軟性を上げることが大切です。
胸郭周りは、自律神経とも密接に関係しており胸郭が硬くなると内臓の機能も低下して新陳代謝が下がってしまします。また、胸郭と股関節周りの柔軟性を向上させると、体の深部に近い筋肉を動かせるようになり、その影響で深部から熱が生じるため新陳代謝も上がることが予想されます。
具体的な方法としては筋トレなどをするよりもヨガなどで柔軟性を上げつつ、筋力も向上させるような運動がダイエットには適していると言えます。
ダイエットを失敗させる間違った思考法
人が目標に向かって行動するためには思考をコントロールする必要があります。しかし、痩せられないあなたは、目標を立てた時にとてもやる気に満ちていて成功をイメージしていると思いますが、数日後、数週間後にはやる気がなくなり自制心も持てず、最終的にできない自分を責めるようになるのではないでしょうか。このようなことが起きないためには様々な考え方のテクニックがありますが、ここではそのようなテクニックを少し紹介しつつ根本的な考え方自体を紹介します。
一つ目にとても重要なのは、短期的に物事を考えるのではなく長期的に考える癖を作ることです。仮に短期的にダイエットに成功しても、リバウンドのリスクが高いこともあります。また、短期的に物事を考えてしますとその時の感情に振り回されやすくなってしまうこともあります。そのため一時的な誘惑に負けやすくなってしまいます。
2つ目としては、できる限り目標達成までの過程にフォーカスする習慣をつけることです。これはどういうことかと言うと、ダイエットの目標を−20kgとした場合に体重が20kg痩せた自分を想像するのではなく、1kg痩せたごとの自分を細かく想像することで目標にではなく、過程にフォーカスすることができるようになります。これは短期・中期・長期目標を立てることと似ていますが、よりこの過程を細かく想像することで具体的な行動計画をたてられるようになりますし、モチベーションをキープしやすくなります。
最後3つ目として、チートデイを作ることです。ダイエットをしていて食事法を変えたり食事制限を継続していると体がその方法に慣れてしまい、効果が薄れることがあります。そのため、なんでも食べていいようなチートデイを作ることがいいとされています。また脳に与えるストレスにもチートデイを作ることで、軽減することができます。このチートデイはあらかじめ計画の中に決めておくようにしていくといいです。急に今日はチートデイにしようと自分の甘えからくるようなことは避けるようにしてください。頻度としては1週間に1回や2週間に1回など自分に適した期間の設定でいいと思います。
まとめ
以上のように、ダイエットを失敗させないための3つの要因として、食事、運動、考え方の観点から紹介してきました。
これからダイエットをしようと考えている方、もしくはダイエット中の方も砂糖や添加物の取り過ぎには気をつけて、ヨガなどの運動で柔軟かつ力強い体を手に入れて、ダイエットに失敗しない体を作ってみてください。また、長期的に考える癖や目標までの過程にフォーカスし、モチベーションを保てるようにすることや定期的なチートデイで心身ともにストレスを減らすことを心がけてみてください。