#56 解毒作用を持つ食べ物

ALL CONDITIONING DIET/ NUTRITION

手軽に食べられるコンビニ食や加工品がたくさん普及していることもあり、健康的な部分で添加物や砂糖、質の悪い油、農薬などを多く摂取することが普通となってきています。

このようなこともあり、最近では毒素を体外に出すためにジュース断食やサウナなどと体をきれいにするための方法と言うものが広がってきています。

今回はそのようなことも踏まえて、もともと解毒作用と言うものがある食べ物があるのでそれをお伝えしていきたいと思います。

別の解毒する方法としてスロージューサーを使った断食がありますが、それについて触れた記事もあるので参考にしてみてください。

目次

  • 解毒作用を持つ食べ物を選ぶ時の注意点
  • 解毒作用を持つ食べ物一覧
  • 解毒作用を持つ食べ物を毎日取ればいいという間違え
  • まとめ

解毒作用を持つ食べ物を選ぶ時の注意点

解毒作用を持つ食べ物を選ぶ時の注意点
医食同源という日頃からバランスが取れた食事をすることで病気にならない健康的な体を手に入れることや病気になったとしても食事で治そうとする考え方があります。ただ、近年では収穫量を安定させるために使われるようになった農薬によって解毒作用を持つ食べ物の解毒力が農薬に使われ、実際にその食べ物を食べた時には体に対しての解毒力が低下していることも懸念されています。また、味噌や梅干しなどの加工品であっても製造過程を短くするために添加物を使い、発酵していない発酵食品というものもスーパーなどでよくみられるのが現状です。そのため、解毒力を持った食べ物をとる際には無農薬であったり昔ながらの加工技術を使った加工食品・発酵食品を食べることが前提の話にはなります。

では、実際に解毒作用を持つ食べ物を見ていきましょう!

解毒作用を持つ食べ物一覧

・玄米
・梅干し
・たくあん、ぬか漬け
・納豆
・根菜類(イモ類、ねぎ、らっきょう)
・海藻
・しょうが、にんにく、しそ、みょうがなどの香草
・はと麦
・スギナ茶、緑茶

玄米に含まれるイノシトール、ガンマオリザノールが解毒器官である肝臓の働きを強めるといわれています。梅干しにはクエン酸が多く含まれ、このクエン酸は化学物質の解毒作用があると言われています。他の食品にも言えることですが、天然の塩が使われているもの、そしてしっかりと成熟しているもの、添加物が使われていないものを選ぶことをお勧めします。たくあん、ぬか漬けや納豆などの発酵食品は腸内環境を整えると言われている菌が豊富です。また、硫黄化合物を含む長ネギ、ニラ、玉ねぎ、ニンニク等にも解毒作用があります。また、香りが強い香草類は、脂肪を入れ替えて解毒する効果があり、脂肪のデトックスに効果的です。
緑茶はミネラルやビタミンが豊富と言われ健康にいいと言われていますが、日本では農薬が多く使われている緑茶があり、無農薬のものを選ぶことがお勧めです。この無農薬のものを選ぶことに関しても他の食品でも同じことが言えます。

解毒作用を持つ食べ物を毎日取ればいいという間違え

解毒作用を持つ食べ物を毎日取ればいいという間違え
解毒作用のある食べ物を毎日食べていれば、問題ないという考えは少し間違えです。何にでもバランスと言うものは大切で、解毒作用のある食べ物を取り過ぎてしまうと体が必要としている他の栄養素までも体外に排出してしまう恐れがあったりします。

例えば玄米であれば毎日食べるのではなく、週に数回など決めて食べたり添加物の多いものをたくさん食べてしまったなと思う次の日に解毒作用のある食べ物を多くとるなど偏りのないバランスの良い食事を心がけるといいかもしれません。

しかし、解毒作用を持つ食べ物の中にも梅干しや納豆など栄養価が高い食べ物もあるので、人よっては毎日食べても問題ない食べ物もあることも知っておくことが必要です。再度言いますが、食べ物でも生活でもバランスというのがとても大切なので、自分の体に目を向けて自分の体と相談し自分の体を知ることが一番の健康法になります。一般的な知識を知った上で、自分にあったものを選択できることがとても大切だと思っています。

まとめ

以上のような解毒作用を持つ食べ物というものが存在します。
どのような質のものを選べば良いかということのおさらいとして次のことが挙げられます。

・天然塩を使ったもの
・無農薬のもの
・昔ながらの方法で発酵させたもの
・無添加のもの
・しっかしと成熟させたもの

このようなことを気をつけながら解毒作用を持つ食べ物を選んでいただき、必要に応じて体をデトックスしてみてください。