#123 炎症を引き起こす可能性のある5つの食品
ALL CONDITIONING DIET/ NUTRITION
炎症は本来であれば体にとって必要なものでありますが、場合によっては必要でないものもあります。
怪我をしたり病気になったりしたときに自分自身を守るための体の免疫システムによる働きです。
この免疫システムは、人間の体自体が病気から身を守り、治癒を促進するためのものです。
一方、慢性的な炎症は、糖尿病、心臓病、肥満などの病気のリスクの増加に関係することが言われています。
実は炎症は食べ物とも密接に関係あるということが言われており、その中で炎症を助長してしまう食べ物というものがあります。
本記事では、その炎症を引き起こす可能性のある6つの食品について紹介していきます。
目次
- 炎症を引き起こす可能性のある5つの食品
1.砂糖と果糖コーンシロップ
2.トランス脂肪
3.精製された炭水化物
4.過剰なアルコール
5.加工肉 - まとめ
1.砂糖と果糖コーンシロップ
砂糖と果糖コーンシロップは、現代の食生活でよく添加される食べ物です。
砂糖は主にスクロース(ショ糖)を主成分としており、50%ブドウ糖と50%果糖で構成されています。原料はサイトキビやテンサイなどです。また、果糖コーンシロップは約45%ブドウ糖と55%果糖で構成されています。
砂糖や果糖コーンシロップが有害である理由の1つは、炎症を増加させ、病気につながる可能性があることです。
ある研究では、高ショ糖食を与えられたマウスは、砂糖による炎症反応によって、肺に広がる乳がんを発症しました。
また、別の研究では、オメガ3脂肪酸の抗炎症効果は、高ショ糖食を与えられたマウスで失われましたと報告しています。
さらに、被験者が通常のソーダやダイエットソーダ、ミルク、水を飲んだ研究では、通常のソーダグループのだけが尿酸のレベルを上昇させ、炎症とインスリン抵抗性を引き起こしました。
砂糖を食べることで過剰な量の果糖を摂取することになるため、体にとって有害になってしまいます。果物や野菜に含まれる果糖は砂糖に比べ少量であり他の栄養素も含んでいるため、甘い果物を大量に食べない限り、体にとって有害になることはありません。
果糖をたくさん食べることは、肥満、インスリン抵抗性、糖尿病、脂肪肝疾患、癌、慢性腎臓病に関係していると言われています。
また、ある研究者は、果糖が血管の内側を覆う内皮細胞内で炎症を引き起こし、これが心臓病の危険因子であると指摘しています。
砂糖を多く含む食品としては、キャンディー、チョコレート、ソフトドリンク、ケーキ、クッキー、ドーナツなどがありますが、最近では甘いものではないほとんどの加工品にも砂糖や果糖コーンシロップが添加されています。
2.人口のトランス脂肪
トランス脂肪は、脂質の中でももっとも質の悪い油で体に良くありません。この人口のトランス脂肪酸は融点が高く固形になりやすい飽和脂肪酸を作るために不飽和脂肪酸に水素を加えた時に飽和脂肪酸になりきれなかった不飽和脂肪酸の部分のことを言います。
そのため、成分ラベルでは、人口のトランス脂肪は硬化油(hydrogenated oils)として記載されていることがよくあります。
ほとんどのマーガリンやショートニングには人口のトランス脂肪が含まれており、他にも貯蔵寿命を延ばすために加工食品に添加されることがよくあります。
乳製品や肉に含まれる天然のトランス脂肪とは異なり、人工のトランス脂肪は炎症を引き起こし、病気のリスクを高めることが言われています。
トランス脂肪は、HDL(善玉)コレステロールを低下させるだけでなく、心臓病の危険因子である動脈の内側を覆う内皮細胞の機能を低下させる可能性があります。
実際、ある研究では、人口のトランス脂肪の摂取量が最も多いと報告した女性の炎症レベルは通常の人と比べて78%高かったことがみられました。
健康な男性とコレステロール値が上昇している男性を対象とした研究では、トランス脂肪に反応して炎症のレベルがコレステロール値と同様に増加することが明らかになっています。
トランス脂肪を多く含む食品には、フライドポテトやその他の揚げ物のファーストフード、電子レンジを使ったポップコーン、マーガリン、ショートニング、パッケージに入ったケーキとクッキー、デザート類、そして、ラベルに水素化された植物油が記載されているすべての加工食品が含まれます。
3.精製された炭水化物
糖質制限などのダイエットが流行したことにより、炭水化物自体が悪者にされやすい傾向があります。しかし、昔から人間は、何千年もの間、草や根、果物、穀物などから高繊維の自然な形の炭水化物を消費していました。そのことを考えると一概に炭水化物自体が体に悪いということを言うことは言い難いです。
最近では、炭水化物は主に精製されているものが多く、この精製された炭水化物が様々な健康被害を引き起こしていると考えられます。そして、ある研究では精製された炭水化物を食べると炎症反応を引き起こす可能性があると報告しています。
精製された炭水化物は、ほとんどの繊維が除去されていて、食べ物の本来の栄養バランスを崩している可能性があります。食物繊維は、満腹感を促進し、血糖コントロールを改善し、腸内の有益なバクテリアに栄養を与えます。
他の研究は、現代の食事で精製された炭水化物が、肥満や炎症性腸疾患のリスクを高める可能性のある炎症性腸内細菌の増殖を促進する可能性があることを示唆しています。
精製された炭水化物は、精製されてないものよりも高いグリセミック指数(GI)を持っていて、高GI食品は、低GI食品よりも急速に血糖値を上昇させることで知られています。
別の研究では、高GI食品の摂取量が多いと報告した高齢者は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの炎症性疾患で死亡する可能性が2.9倍高かったと報告しています。
精製された白パンを50グラム食べた若くて健康な男性を対象にした研究では、血糖値が高くなり、炎症レベルが上昇したことが見られました。
精製された炭水化物は、キャンディー、パン、パスタ、洋菓子、クッキー、ケーキ、甘いソフトドリンク、そして砂糖や小麦粉が添加されたすべての加工食品に含まれています。
4.過剰なアルコール摂取
適度なアルコール摂取は、健康面においていくつかのメリットがあると言われています。しかし、そのアルコールの摂取が多量になってしまうと健康面でのメリットがなくデメリットだけになってしまう可能性があります。
ある研究では、体内の炎症のレベルはアルコールを消費したグループで増加したことが見られました。また、アルコールの摂取量が多くなればなるほど、炎症のレベルはより高くなったと報告しています。そして、アルコール類を大量に飲む人は、リーキーガット症候群と呼ばれる腸の慢性的な炎症を引き起こす可能性があるとされています。
一般的にはアルコール摂取における健康問題を引き起こさないためには、アルコール摂取量を男性で1日2杯、女性で1杯に制限する必要があるとされています。
5.加工肉
加工肉の摂取は、心臓病、糖尿病、胃がん、大腸がんのリスクの増加と関連していると言われています。
加工肉には、他の種類の肉よりも多くのタンパク質と糖が加熱されたできた老化を進めるとされている有害な物質である糖化最終産物(AGE)が含まれています。AGE は老化を進めるほかに炎症を引き起こすことが知られています。
加工肉の消費に関連するすべての病気の中で、大腸癌との関連が最も強いとされています。多くの要因が大腸癌の原因になりえますが、1つのメカニズムとして、加工肉が大腸の細胞の炎症反応を引き起こすことで起きると考えられています。
加工肉の一般的な種類として、ソーセージ、ベーコン、ハム、燻製肉、ビーフジャーキーなどがあります。
ほとんどの加工肉には、ほかにも多くの添加物や健康に害が出る可能性が高いとされているグルタミン酸ナトリウム(MSG)が含まれているため、AGE だけの影響でないことも考慮する必要があるかもしれません。
まとめ
炎症はを引き起こす原因として様々な要因があるため、予防するのがとても難しいものではあります。しかし、今回紹介した炎症を引き起こす可能性のある食品を撮らないようにするだけでも炎症を引き起こす可能性を下げることができると考えられます。
食事は毎日取るものでもあるので、何を食べるかの日々の積み重ねが人間の健康を左右するものでもあります。
そのため、できるだけ健康を維持するために、炎症を引き起こす可能性のある食品の摂取を最小限に抑え、逆に抗炎症の効果がある食品を食べることで、より健康的な生活をできるようにしてみてください。
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炎症について知っておくべきこと
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