#126 カフェインが体に及ぼす影響

ALL CONDITIONING DIET/ NUTRITION

カフェインは覚醒作用や解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用があるとされる精神刺激薬であると同時に栄養素でもあります。

そしてカフェインは、日常生活の中で頻繁に取られるものでもあり、一般的にカフェインが含まれているものとして、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、ココア、コーラ、栄養ドリンク、チョコレートなどが挙げられます。

朝のコーヒーは、目覚めを良くするために飲まれることがあり、夕方のコーヒーは仕事や夜遅くに勉強するためによく飲まれます。

アスリートの場合、持久力を向上や爆発力のあるパワーを発揮させる効果があるとされていることもあり、スポーツ前に飲まれることもあります。さらカフェインは疲労感の軽減や意欲の向上、脂肪代謝の改善など、運動パフォーマンスにおいてのエルゴジェニック効果を持っていることが知られています。

本記事では、そのカフェインが実際にどのように体に影響を与えているのかをみていきたいと思います。

目次

  1. カフェインが体に及ぼす影響
    ・脳への作用
    ・筋肉への作用
    ・ホルモンへの作用
  2. まとめ

カフェインが体に及ぼす影響

カフェインが最kほど述べたような効果があることは最近では少しずつ知られてきていますが、実際にどのように体の中で影響しているのかは知られていない部分でもあります。知らなくてもいいことではあるのかもしれませんが、興味がある人は読んでみてください。

カフェインは、次の3つのメカニズムによって、スポーツや運動のパフォーマンスを向上させると考えられています。

そのメカニズムとは以下の3つです。

アデノシンの遮断
筋細胞のカルシウム放出の増加
カテコールアミンへの影響

脳への作用:アデノシンの遮断

カフェインは、アデノシンと呼ばれる分子に似た化学構造を持っています。アデノシンは体内で自然に生成され、脳内の受容体と結合することによって倦怠感、疲れの感覚、さらには痛みの感覚を引き起こします。簡単に言えば、アデノシンが多いほどこれら症状が増加します。

カフェインとアデノシンの構造は類似しているため、カフェインはアデノシンがこれらの受容体に結合するのを防ぎ、倦怠感と痛みの両方の感覚を軽減することができるとされています。

実際にこれらは脳スキャン技術を使って、脳内のカフェイン分子がアデノシンの作用を直接ブロックできることを発見しています。また多くの研究で、運動前に摂取されたカフェインが、運動中の痛みや運動の疲労感を軽減できることを示しています。カフェインによるこの痛みよ疲労感の軽減は、アスリートがトレーニングや競技でより激しくより長く運動することを可能にさせ、意欲を高めると考えられます。他の研究では、特に持続時間約1時間の持久力パフォーマンスへに影響があることを報告しています。また、熱の研究ではトレーニング前にカフェインを摂取すると、運動後の数日間の筋肉痛が軽減される可能性があると示しています。

筋肉への作用:筋細胞のカルシウム放出の増加

カフェインは、筋収縮に必要な筋細胞のカルシウムの放出を増加させます。これにより、カフェインの摂取は筋肉の力の生成を増加させ、筋パフォーマンスを向上させることができるかもしれないと考えられています。

ある研究では、人間が摂取できるカフェインの量よりもはるかに多い量のカフェインを動物に摂取させ、筋細胞のカルシウムの放出を増加が見られたとされています。実際の人間に対しての同じような効果もあるということも言われています。

ホルモンへの作用:カテコールアミンへの影響

カフェインは、体に溜まっている脂肪の分解作用を刺激する可能性があります。そして、放出された脂肪酸をエネルギーとして使用できると考えられています。

さらに、カフェインは、副腎に作用しカテコールアミン(アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン)と呼ばれるホルモンの増加を引き起こす可能性があります。カテコールアミンの増加は、脂肪の分解を増加させることができ運動中に、より多くの脂肪酸をエネルギーとして使用できると考えられています。より多くの脂肪がエネルギーとして使用されることで、反対に体内に貯蔵されている他のエネルギー源であるグリコーゲンの分解を減らすことにつながる可能性があります。

まとめ

カフェインまとめ
カフェインがスポーツのパフォーマンスを向上させる主なメカニズムは、アデノシンの作用をブロックする効果によるものというのが一番有力的なものになりそうです。アデノシンの作用をブロックすることにより、倦怠感が軽減され、痛みが鈍くなり、覚醒と反応時間も改善されます。他のメカニズムとして、カフェインは筋肉の収縮の強さを高める可能性がありますが、それが起こったとしても、おそらく大きな効果はない可能性のほうが高いかもしれません。そして、カフェインは、アドレナリンなどによる脂肪燃焼への影響はある可能性はあります。

カフェインはとりすぎも効果を薄めてしまう可能性がある子をを示唆されており、個人差がとてもあるため自分にあった摂取量を見つけていくことがとても大切です。