#128 腹痛の原因とドクターの診断が必要な場合の症状と予防について

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腹痛は、どのような人にでも起こり得る痛みの症状であり、軽症なものから重症なものまであります。そのため、どのような症状の時にほっといても治るものなのか、そして、ドクターにいかなければならないのかなど判断が難しいところでもあります。

本記事では、腹痛になった時に少しでもその原因がわかるための知識やどのような症状の場合にドクターに行く必要があるのか、そして腹痛の予防法について書かせていただきます。

目次

  • 腹痛の原因
  • 腹痛の種類
  • 腹痛の部位
  • ドクターの診断が必要な場合
  • 実際の診断方法
  • 一般的な腹痛の予防法
  • まとめ

腹痛の原因

腹痛は、言葉の通り、腹部に発生する痛みのことで、鈍い痛みや鋭い痛み、持続的に痛む場合や痛みに波がある場合、体全体の不快を感じるような痛みがある場合など様々あります。

症状によっては腹部にある内臓の炎症や病気によって、腹痛を引き起こす可能性があります。腹部にある主な内臓は次のとおりです。

腸(小腸と大腸)
腎臓
虫垂(大腸の一部)
脾臓

胆嚢
肝臓
膵臓

様々な原因で腹痛は引き起こされる可能性がありますが、主な腹痛の原因は、感染症、腹部の膨張、炎症、閉塞(閉塞)、および腸の障害です。

胃や腸にウイルス、細菌、または寄生虫の感染があった場合に、激しい腹痛を引き起こす可能性があります。また、喉、腸、血液が感染すると、細菌が消化管に侵入し、腹痛を引き起こすこともあります。そして、このような感染症は下痢や便秘などの消化不良を生じさせてしまいます。

女性に関しては、月経による痙攣も下腹部の痛みの原因となる可能性があり、それにプラスして骨盤の痛みを引き起こすことが一般的に知られています。

他の腹痛の原因は以下のとおりです。

・便秘
・下痢
・胃腸炎
・嘔吐
・ストレス

消化器系に関する病気も慢性的な腹痛を引き起こす可能性があります。よく知られている一般的なものは次のとおりです。

– 胃食道逆流症(GERD)
– 過敏性腸症候群または痙性結腸
– クローン病(炎症性腸疾患)
– 乳糖不耐症(乳糖、ミルクや乳製品に含まれる糖を消化できない)

また、他にも激しい腹痛を伴う重度な腹痛もあります。
重度の腹痛の原因は次のとおりです。

●臓器の損傷(虫垂炎など)
●胆嚢結石(胆石)
●腎臓結石
●腎感染

腹痛の種類

腹痛の種類には、局所的な痛みや痙攣のような痛み、または鋭く激しい痛みなどがあります。

局所的な痛みは腹部の一定の場所に痛みが存在します。この種の痛みは、特定の臓器の問題があることによって引き起こされることがよくあります。局所的な痛みがよく見られる原因としては、胃潰瘍が挙げられます。

痙攣のような痛みは、下痢、便秘、膨満感、または鼓腸に関係している可能性があります。女性では、月経、流産、または生殖の合併症の疑いの可能性もあります。この痙攣のような痛みは、痛みが出たり治ったりする特徴もあり、特に何もしなく休むだけでも自然に治ることがよくあります。

鋭く激しい痛みは、胆石や腎臓結石などのより重篤な症状によって起こります。この痛みは突然起こり、激しい筋肉の痙攣のように感じることもあります。

腹痛の部位

腹部の痛みの部位によって、その腹痛の原因の手がかりになる可能性もあります。
特定の部位ではなく、腹部全体に痛みが伴う場合

・虫垂炎(虫垂の炎症)
・クローン病
・外傷性傷害
・過敏性腸症候群
・尿路感染
・インフルエンザ

下腹部に集中して、痛みを伴う場合

– 虫垂炎
– 腸閉塞

下腹部に集中して、痛みを伴う場合(女性の場合)

– 重度の月経痛(月経困難症と呼ばれる)
– 卵巣嚢胞
– 流産
– 子宮筋腫
– 子宮内膜症
– 骨盤内炎症性疾患
– 子宮外妊娠
– 
子宮外妊娠(子宮外で発生する妊娠)

上腹部に痛みを伴う場合

●丸胆石
●心臓発作
●肝炎(肝臓の炎症)
●肺炎

腹部の中心の痛みを伴う場合

*虫垂炎
*胃腸炎
*怪我
*尿毒症(血液中の老廃物の蓄積)

左下腹部に痛みを伴う場合

#クローン病
#癌
#腎感染
#卵巣嚢胞
#虫垂炎

左上腹部に痛みを伴う場合

○脾臓の肥大
○宿便(除去できない硬化した便)
○怪我
○腎感染
○心臓発作
○癌

右下腹部に痛みを伴う場合

◉虫垂炎
◉鼠径ヘルニア
◉腎感染
◉癌
◉インフルエンザ

右上腹部に痛みを伴う場合

◎肝炎
◎怪我
◎肺炎
◎虫垂炎

ドクターの診断が必要な場合

軽度の腹痛では、専門的な治療なしでも解消されることがよくあります。ただし、腹痛の種類によってはドクターの診察を必要とする場合があります。

当然ながら、腹痛がひどく、外傷(事故や怪我による)や胸の圧迫などによる痛みの場合は、救急で対応する必要があります。

また、痛みがひどくてじっと座っていられない場合や、痛みを軽減させるために体を丸めるような動きをする必要がある場合、そして、以下のいずれかの状態である場合は、すぐにドクターの診察を受ける必要があります。

  • 便
  • 38.3°Cを超える発熱
  • 吐血
  • 持続性の吐き気または嘔吐
  • 皮膚や目の黄変
  • 腹部の腫れや重度の圧痛
  • 呼吸困難

また、以下の症状のいずれかが生じた場合は、ドクターに相談する必要があります。

  • 24時間以上続く腹痛
  • 長期の便秘
  • 嘔吐
  • 排尿時の灼熱感
  • 発熱
  • 食欲低下
  • 原因不明の体重減少
  • 妊娠中または授乳中の方の腹痛

実際の診断方法

腹痛の原因は、特定の検査を通じて診断することができます。検査をする前に、身体検査で、腹部のさまざまな部分を軽く押して、圧痛や腫れをチェックすることも行われます。このような触診は、痛みの重症度と腹部内の痛みの位置を把握することができ、どの検査法で検査するかの指標にすることもあります。

MRIスキャン、超音波、X線などの画像検査は、腹部の臓器、組織、その他の体の構造を詳細に観察するために使用されます。これらの検査は、腫瘍、骨折、内臓破裂、そして炎症などの診断に役立ちます。
その他のテストは次のとおりです。

  • 結腸と腸の内部を調べるための結腸内視鏡検査
  • 食道と胃の炎症と異常を検出するための内視鏡検査
  • 造影剤を使用して、上部消化管の異常、胃の膨張、潰瘍、炎症、閉塞、その他の異常の存在を確認する特別なX線検査
  • 血液、尿、および糞便のサンプルを収集して、細菌、ウイルス、および寄生虫感染の有無を調べる検査

一般的な腹痛の予防方法

すべての腹痛を予防できるわけではありませんが、以下のことを意識して生活していると、腹痛を発症するリスクを最小限に抑えることができます。

・健康的な食事をする。
・頻繁に水を飲む。
・定期的な運動を行う
・よく噛んで、ゆっくり食べる。
・食べ過ぎに注意する。

クローン病などの腸障害がある場合は、不快感を最小限に抑えるために専門家に相談して、特別な食事療法を行う必要があります。胃食道逆流症がある場合は、寝る前の2時間以内には食事をしないことが勧められています。食べた後すぐに横になると、胸焼けや腹痛を引き起こす可能性があります。

まとめ

腹痛のまとめ
腹痛の原因となるものには、細菌や感染症のものであったり、消化不良による便秘、下痢、炎症症状である胃腸炎、そしてストレスによるものなどがあります。これらの症状は、痛みが発生している腹部の部位によって、どの臓器に異常があるのか、そして、どのような臓器異常があるのかということが異なってきます。

そして、一番重要になってくるのが、血便、38.3°Cを超える発熱、吐血、持続性の吐き気または嘔吐、皮膚や目の黄変、腹部の腫れや重度の圧痛、呼吸困難のいずれかの症状を伴った腹痛があった場合は、すぐにドクターのもとで診察して原因をつく止める必要があります。

腹痛といっても、重症な場合もある可能性はあるので今回紹介させていただいた中と同じような重症な症状があれば我慢せずドクターかかることをお勧めします。

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